誤謬日記

日々の記録と思ったことなど、テレビや映画の感想多め。

宗教国家アメリカのふしぎな論理 (NHK出版新書) を読んで 

 

 

なぜ進化論を否定するのか? なぜ「大きな政府」を嫌うのか? なぜポピュリズムに染まるのか? あからさまな軍事覇権主義の背景は? 歴史をさかのぼり、かの国に根づいた奇妙な宗教性のありかたを読み解き、トランプ現象やポピュリズム蔓延の背景に鋭く迫る。ニュース解説では決して見えてこない、大国アメリカの深層。これがリベラルアーツの神髄だ! ・なぜ進化論を否定するのか?

 

・なぜ「大きな政府」を嫌うのか?

・なぜ、かくも大統領選に熱狂するのか?

・なぜ知性があっても大統領になれないのか?

・なぜポピュリズムに染まるのか?

・シンギュラリティ論の宗教的背景とは?

・「アメリカ第一主義」の真の意味とは?

・あからさまな軍事覇権主義の背景は?

歴史をさかのぼり、「危険な論理」の深層に斬り込む! はじめに 「不識塾」塾長 中谷巌 

序 アメリカを解きほぐすカギは宗教にあり

第1章 「富と成功」という福音──アメリカをつらぬく「勝ち組の論理」

第2章 「反知性主義」という伝統 ──アメリカ史にさぐる「ふしぎな宗教性」の原点(1)

第3章 何がトランプ政権を生み出したのか  ──アメリカ史にさぐる「ふしぎな宗教性」の原点(2)

第4章 ポピュリズムをめぐる三つの「なぜ」──トランプ現象を深層で読む

終 章 「正統」とは何か

 

よくよく考えてみれば

自己啓発本の本場はアメリカである。

 

ニューエイジーの元祖である 

ジョセフ・マーフィーは

アメリカのキリスト教の牧師である。

 

こういうことは

個人の考え方であり

アメリカ社会に影響を及ぼしているとは

考えていなかった。

 

神を信じることで

豊か(お金持ち)になるとは

ヨーロッパではありえないことであり

アメリカ独自のものかもしれない。

 

アメリカには王族や貴族がおらず 

誰でも王になれるチャンスがある。

 

ドナルド・トランプは

オバマ前政権やワシントンに対して

敵対心を燃やしている。

 

これはある意味、

王や貴族がいないからできることでもある。

 

さらに

アメリカ大陸に白人たちが移民してきたときは

宗教を普及するために、学歴がない人でも

自分独自で神学を考え説教をするのが流行った。

 

これがまた

アメリカの反知性主義にも関わってくる。

 

反知性主義とは

エリートに対する対抗意識ということであり

知性をおざなりにすることではない。

 

ようするに

カウンターカルチャーがアメリカにはある。

 

トランプ大統領も

カウンターカルチャーの1人なのである。

 

アメリカの笑いは、政治を批判する。

しかし、

日本の笑いは、政治批判ができない。

 

足利義満と金閣寺。

秀吉とお茶。

 

このように日本では時の権力者が

文化を保護してきたのである。

 

 

本の最後は

コーリングという考えでまとめられていた。

 

コーリングとは神からの召命という意味である。

神から与えられた仕事を

真面目にこなし、地に着いた仕事をすること。

 

アメリカの自己啓発という考えは

現実逃避となり

それがトランプ大統領を生んだ。