誤謬日記

日々の記録と思ったことなど、テレビや映画の感想多め。

暴君誕生――私たちの民主主義が壊れるまでに起こったことのすべて を読んで

 

 

 

なぜ、絶望的なリーダーを選んでしまうのか ローリングストーン誌の超人気辛口コラムニスト&ベストセラー作家が、大嫌いな大統領の選挙活動にアメリカ全土をついて回って目撃した最悪の真実。「私たちが本当に頭がカラッポのリーダーを選んでしまうこれだけの理由とアメリカの大切な民主主義が崩壊するまでの日々」である。

 

読んでいておもしろい。

 

このおもしろさは著者や訳者の

文章力かもしれないが

トランプ政権の誕生はエンタメ感があって

おもしろいのである。

 

そのエンターテイメントは 

共和党の大統領予備選挙から始まる。

 

・ドナルド・トランプ

・共和党のエリート候補者

・民主党のいざこざ

・批判をするメディア

・ネット上のユーザー

 

彼らが演者であり

舞台はテレビである。

 

このエンタメの新しいことは

一般人も参加できることである。

つまり、選挙。

 

選挙をエンタメにしたことの弊害は

真実など、どうでもよくなったこと。

 

陰謀論などおもしろいものが流行り、

炎上マーケティングにより勝者となる。

 

これがトランプ化された世界である。

 

もっとも深刻なのは

民主党や大手メディアも

トランプ化しているという問題。 

 

そもそもなぜ

このようなトランプ現象が現れたのか。

 

それは陰謀論と

アメリカ市民の声を政治とメディアが

ほったらかしにしてきたから。

 

ドナルド・トランプ自身が

陰謀論が好きだったこと、

落ちぶれたアメリカ市民の代弁者だったこと。

それが当選した理由でもある。

 

メディアは市民の声を聞かず

自分たちが喋りすぎた。

 

自分たち(メディア)が喋れば

社会を動かせると思っていたが

社会は動かなかったのである。