誤謬日記

日々の記録と思ったことなど、テレビや映画の感想多め。

はじめての宗教論 右巻 見えない世界の逆襲 (生活人新書) を読んで

 

 

 

合理的な「見える世界」が支配するこの時代。しかし、人間の「見えない世界」への関心と結びつき、スピリチュアル・ブームから政治の領域まで、宗教は様々なところに顔を出す。キリスト教神学に照準し、聖書の正しい読み方から神学的思考の本質までを明快に解説。21世紀を生き抜くための知的体力が身につく、著者渾身の書き下ろし!

 

自分の知識の量で

理解できるのか不安だったが

ある程度読むことはできた。

 

ただ、やっぱり哲学の部分になると

用語に慣れていないせいか

すんなりと入ってくることはできない。

 

神学者を目指すには

膨大な知識の量と時間が必要である。

 

画家のゴッホは

牧師を目指していたが

あまりにも広い知識が

必要だったので断念している。

 

なぜ神学者は膨大な知識が必要なのか。

それは信者さんから神について質問されたときに

逃げずに答えないといけない。

 

この答えをはぐらかしたり

的外れなことを言ってしまえば

信者は教会から離れる。

 

教会は信者からの献金で成り立っている。

いわゆる知識や教養があることは

自分の生活にとって死活問題となている。

 

この本で新しい視点だったのが

本当のキリスト教は

日本で実現するというところである。

 

キリスト教は土着の文化や政治と

融合して地域ごとに発展している。

 

イギリスの国教会。

ロシア正教。

アメリカのピューリタンなど。

 

しかし、日本の場合は

キリシタン弾圧などはあったが

政治とキリスト教がマッチすることはなかったので

純粋にキリスト教の本質を知ることができるという。

 

遠藤周作は

日本人のアイデンティティと

クリスチャンとしてのアイデンティティに

悩んだらしい。それは自分も理解できる。

 

しかし、日本人は

キリスト教に改宗したという意識はなく

自然に受け入れることができる。

 

最近、神学について

興味を持っている自分は

知識の欲望としての神学、

教養を深めるための神学ということを考えていた。

 

しかし、佐藤優氏は

救済なくして神学を学ぶ意味はないという。