バシャヌコ日記

日々の記録と思ったことなど、テレビや映画の感想多め。

“黒幕”バノンの戦い~トランプ政権の舞台裏~ を見て

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トランプ政権を操る男、スティーブン・バノンとはどんな人物なのか。軍人、映画プロデューサー、右翼系メディアの会長を経て異例の政権入りを果たしたバノン氏の野心とは?  選挙対策本部長としてドナルド・トランプを勝利に導き、政権誕生後は首席戦略官・大統領上級顧問に就任したスティーブン・バノン。右翼系ニュースサイト「ブライトバート・ニュース」で移民排斥などを訴えてトランプ支持層の拡大に貢献した。民衆を扇動することに長け、トランプ大統領はしばしば彼のアドバイスに従っているとされる。トランプ政権はどこへ向かうのか―?バノン氏の経歴と過去の戦略を読み解き、真の目的をさぐる。

  

スティーブン・バノンが

公に自分の意見を言うことはない。

 

バノンは

キリスト教の民主主義と

イスラム教のテロとの戦いという

世界観を持っている。

 

父親は電話架線の労働者で

民主党のケネディの支持者であった。

 

バノンは

カトリック系の男子校に通い、

議論が好きで

バージニア工科大学を卒業する。

 

 

海軍に入隊し、

イラン・アメリカ大使館人質事件を

経験する。

 

海軍を辞めたあと

ハーバードビジネススクールに入学し

ゴールドマンサックスに入社したが

仕事場はハリウッドであった。

 

そのとき名門校出身者が

優遇されていると思ったという。

 

テレビ番組に出資する会社を作り

ビジネスは成功する。

 

9.11、アメリカ同時多発テロ事件が起き

常に抱いていた疑念が確信に変わった。

 

ドキュメンタリー監督として

ドナルド・レーガンを賛美する映画を作った。

  

「フォース・ターニング」

歴史のサイクルで、未来を予想する本から

ヒントを得て

映画「ジェネレーションゼロ」を作る。

大規模な戦争が起こる終末論を信じていた。

 

サラ・ペイリン(知事)

ブライトバート(保守系メディア)

ボブ・マーサー一族(資産家) 

スティーブン・ミラー(セッションズの報道担当)

セッションズ議員(共和党)

 

これらの有力者の方々と協力して

ブライトバート・ニュースを大きくして

議員にも働きかけ 

移民制度改革を頓挫させた。

 

これがバノンによる

政治的成功体験であった。

 

そして、

アメリカを変える人物を探していたとき

ドナルド・トランプを見つける。

 

トランプは

ブライトバート・ニュースを読み

賛同していた。

 

トランプの選挙戦は

ブライトバート・ニュースの記事を

引用している。

 

ブライトバート・ニュースが

他の共和党候補者を批判していき

トランプの選挙戦に貢献していたと言える。

 

しかし、

当時のブライトバートの社員は

報道ではなく広報になったことに

対して辞めていった。

 

トランプが共和党の代表になったとき

バノンが顧問となった。

 

トランプの女性蔑視発言が流出し

陣営が窮地に陥ったが

 バノンは反撃を提案し

ビル・クリントンの

女性関係問題を大きく取り上げた。

 

トランプの就任演説は

バノンの演説であった。

 

バノン自身はワシントンには

長く続かないと思っていた。

 

物議をかもす大統領令を

早く多く出せば

ワシントンは混乱する。

 

大統領令は金曜日に発表される。

次の日が土日であり

多くの人が休日で

デモが起こると考えた。 

 

・オバマケアの廃止

・環境問題

・移民問題

・国境の壁

・イスラム過激派の対策

 

バノンがイベントに登場したとき

・エスタブリッシュメント

・マスメディア

・民主党

この3つから権力を奪うと宣言した。

 

トランプの閣僚人事は 

管理国家を解体するためのものである。

 

あまりにも

バノンが注目されるようになり

攻撃されやすい立場となった。

 

黒幕バノンと呼ばれ

トランプ大統領は警戒した。 

 

入国禁止令は裁判となり

トランプの支持は急落した。

 

さらに

クシュナーとバノンが対立し

トランプは身内をとった。

 

トランプも公で

バノンを批判するようになった。

 

しかし、就任100日目の演説で

トランプがワシントンに離れるとき

バノンも一緒に同行した。

 

そして、明らかに

バノンが考えた演説であった。

 

FBIコミー長官の件も

反撃するようになった。

 

感想

ブライトバート・ニュースという

ネットメディアが

世論や大統領選挙を

動かしていったといえる。

 

日本でいえば

保守速報と同じかもしれない。

 

保守速報の管理人が

戦略家で政治に関与しだし

その意見に賛同する政治家がいたら

そうなってしまう危険性がある。

 

ブライトバートが

トランプを支持するメディアになったとき

社員の人たちは

報道ではなく特定の政治家の広報になって

しまうといってやめていった。

 

アメリカのメディア人のなかには

自分たちは社会正義のために

やっているという思いがあるのだろう。

 

バノンのいうこともわかる。

既存の政治システムを

ぶっ壊したいという

フランス革命やプロテスタントみたいな

感じかもしれない。

 

ただ、壊すやり方が

自由、平等、友愛のためでなく

ただ、壊したいだけであり

そのあとのことは考えていない。