バシャヌコ日記

日々の記録と思ったことなど、テレビや映画の感想多め。

“IS掃討作戦”の真実 を見て

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“イスラム国”の壊滅を目指して軍事作戦を展開する欧米と中東諸国。しかし、その裏ではIS後の世界で優位に立とうとする思惑が交錯する。ISをめぐる熾烈なパワーゲーム。  シーア派のアサド政権を支援するイラン。イランのシリアやイラクへの影響力拡大を阻止したいスンニ派の盟主・サウジアラビア。国家の独立を求めるクルド人勢力。今まさに、IS消滅後の中東の勢力図をめぐって政治的な駆け引きが行われている。1916年に英・仏・ロが中東の国境を定めたサイクス=ピコ協定までさかのぼり、超大国・アメリカを交えた複雑な国家間のパワーバランスを解析する。

 

ISの強さは

世界に散らばっていることと

ISを利用している国があること。

 

北イラクの元知事は

ISとの戦いに向けて兵士を集めていた。

 

元知事はスンニ派であり

イラク政府軍とは別の軍隊で

費用を出していた。

 

サダム・フセインにいた軍隊は

シリアでスンニ派の影響力を

強めたい狙いがあった。

 

イラク第2の都市である

モスルはISの拠点となっている。

 

 ISはスンニ派で

屈辱的な思いをしてきて

自分たちは犠牲者で

正義のために戦っているという意識がある。

 

フランスやドイツは

ISにテロ攻撃をされてから

初めてコミットすることとなる。

 

クルド人部隊は

ISから奪還しクルド人自治区を作った。

 

ISに対して本気で戦おうとしているのは

クルド人だけである。

イラク軍に強い戦意を持っている人はいない。

 

ISには強力な後ろ盾があった

それが、アサド大統領。

 

アサドは政権を

守るべきためにISを支持している。

 

反政府軍を倒すため

サイドナヤ刑務所にいる

凶悪犯の受刑者を釈放した。

戦闘経験があるジハード集団である。

 

ISはアサド政権と戦うためでなく

反政府軍を倒すためであった。

 

自由シリア軍は

アサド政権と戦っていたのに

他のグループと戦わないといけない。

 

アサド政権は

ISよりも反政府勢力と倒そうとしている。

 

レバノンのシーア派組織の

ヒズボラの将兵が

アサド政権に味方した。

 

イランとは

戦略的な同盟であるヒズボラ。

 

イランとサウジアラビアは

仲が悪い。

 

サウジアラビアは

ISよりもイランの方が

脅威だと思っている。

 

ISはシーア派を敵対し

サウジアラビア側の仕事をしている。

 

ペルシャ人とアラブ人。

イランは歴史があり

サウジアラビアは新しい国。

 

イランは大勢の戦士がいる。

サウジアラビアは資金を出しているから

ISをコントロールできると思っていたが

間違っていた。

 

サウジアラビアは

フェンスを作り

ISの侵入を防ごうとしている。

 

オーストリアで

イランとサウジアラビアの

話し合いがあった。

 

ロシアはイランを

アメリカはサウジアラビアを支援している。

 

第二次世界大戦のときの

打倒ナチスのように

アメリカとロシアが組まないといけない。

 

アメリカとロシアは

IS壊滅後に誰が統治するかで

意見の食い違いがある。

 

プーチンはISに対して

軍を出す代わりに

アサド政権を守ることから始めるという。

 

アメリカはサウジアラビアを

コントロールできていない。

 

ヨーロッパでテロが起きる。

サウジアラビアが

ISに資金提供している問題。

長い同盟関係に疑問が出てきている。

 

ISはサイクス・ピコ協定の

国境をなくす活動をしている。

 

中東の国境は

アラブの認識として

ヨーロッパ裏切りの証拠。

 

新しい中東の国境の案もあるが

国境にはむやみに手を出さない。

 

どこの国境を変えるのか?

どの国が変更を決めるのか?

そして、どの国が大量の軍を送り込み

治安を維持するのか?

 

シーア派とスンニ派は

仲が悪いので

イラク国内で1つにするのは無理。

 

イラク北部のクルド人自治区。

独立したクルド人国家が

実現する可能性が高い。

 

しかし、 

新しい国境で

中東が平和になるかは

わからない。

 

クルド人とアラブ人の対立。

アラブ人はISよりも

クルド人の方が怖い。

 

ISとの戦いで

得をしているのはクルド人。

 

軍事組織ペシュメルガを

阻止するのはトルコである。

 

トルコはISを支援した。

ただし好意は持っていない。

ISに世界を困らせて欲しかっただけ。

 

エルドアン大統領は

ISと戦っていたというが

ISに武器を支援していた映像がある。

 

そのことを暴いた

ジャーナリストは禁錮5年。

 

トルコにとって優先課題は

クルド人であり、ISではない。

 

トルコ国内に

クルド人自治区が広がらないことが

重要なのである。

 

イラクとシリアの

クルド人が繋がってほしくない。

 

ISとの戦いに参加したトルコであったが

実はクルド人も攻撃していた。

 

ISとの戦いが終わったあとの

中東はどうなるのか?

すでに難民が大量に発生している。

 

欧米の空爆によって

ISは弱体化しているが

このあと誰が統治するのか。

 

感想

今回の番組ではある程度

簡単にまとめられていると思うが

すごい複雑である。

 

アサド政権、反政府軍、IS。

アラブ人、ペルシャ人、クルド人。

サウジアラビアとイラン。

アメリカとロシア。

トルコとクルド人自治区。

シーア派とスンニ派。

 

それぞれ、ISの混乱に生じて 

自分たちの利益になることを考えている。

 

このなかで一番得をしているのは

クルド人だという。

 

確かに

ISからその地域を奪還し

直接自分たちのクルド人自治区となれば

モチベーションも違うだろう。

 

イラク政府軍のモチベーションが

低いのもよくわかる気がする。

 

アメリカもロシアも

利害関係から本気でISを

倒そうとしていない。 

 

日本にいる身としては

アサド政権や反政府軍が協力して

まずはISを壊滅すればいいと思うのだが

シーア派、スンニ派の問題がある。

 

小林よしのり氏が朝生で

 「中東の問題はプーチンが正しい」

 「アサドしかあそこを統治できない」と

言っていた。

 

自分も中東の国境で

統治するにはアサド政権しかないと

思っている。

 

ただ、アサド大統領は

やり方を間違えた。

 

凶暴な犯罪者を刑務所から出して

自分の味方にして

手段を選ばなかったことが

混乱を生じさせている。