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バシャヌコ日記

日々の記録と思ったことなど、テレビや映画の感想多め。

シリア 絶望の空の下で 閉ざされた街 最後の病院 を見て

テレビ ドキュメンタリー

www6.nhk.or.jp

 

“21世紀最大の人道危機”とも形容されるシリアの内戦。国民の半数が難民となり、少なくとも30万を超す人々が命を落としたと言われる。最大の激戦地が、反政府勢力が拠点としていた都市・アレッポである。 世界のメディアが現地に入れない中、この内戦は、一般市民が膨大な映像を記録・発信された初めての戦争となった。その映像には、穏やかな日常が突然奪われ、親しい人たちの命が紙屑のように失われていく様が克明に記録されている。 激戦の中、最後まで治療を続けた病院。医師も亡くなる中、残された理学療法士は、スカイプで海外の医師と交信しながら、初めてのメスを握り命を救おうとした。空爆のさなか、ツイッターで映像や画像の発信を続けた7歳の少女。「今夜死ぬかもしれない」「誰か助けて」―。少女のツイッターが突然途絶えた時、世界がその身を案じた。 番組では、発信された映像、そして、発信されることのなかった未発掘映像も入手。膨大な映像をつぶさに整理・解析しながら、その撮影者ひとりひとりをたどり、人々の身に何が起きていたのか、“戦場の真実”を浮かび上がらせていく。

 

2011年にアラブの春が起き

アサド政権の政府軍と

革命を目指す反政府軍との争いが始まる。

 

アメリカが

反政府軍側に加わり

ロシアが

政府軍に加わって長期化していく。

 

最大の激戦地がアレッポ。

自由シリア軍を包囲していく

アサド政権の政府軍。

  

アレッポ城や市場など

紀元前から栄えた街並みは

破壊されてしまった。

 

クドゥス病院がアレッポ最後の病院。

その現状をネットで配信し

病院内を撮影したシェハビさん。

 

2016年7月。

街が政府軍に包囲されたが

病院は12か所残っていた。

 

政府軍とロシア軍の空爆が

多発していく。

 

クドゥス病院に残っていたのは

経験の浅い若手医者で

ベテランはシリアから離れていた。

 

クドゥス病院の院長の

ハムザさんは29歳。

 

反政府勢力と行動を共にしていたため

政府軍からみればテロリストとなる。

 

2016年9月。

アサド政権は道路を遮断し

アレッポには国連の物資もいかなくなる。

 

市民が惨状について

ソーシャルメディアを通じて

動画やメッセージで伝える。

 

英語教師のハムドさん。

その生徒のなかに

少女のバナ・アベドさんがいた。

現代版、アンネの日記ともいわれた。

 

少女のバナは

アレッポの象徴的な存在になり

アサド政権に批判が集まった。

 

アサド大統領は

このことについてプロパガンダで

メディアは利用されてるとう。

 

過激派組織ISも出てきて

アメリカも離れていくようになる。

 

2016年11月。

政府軍はアレッポに

地上部隊を派遣する。

 

病院は6か所となってしまう。 

 

民主化運動活動家の

サレム・アブナセル。

 

反政府軍には

自由と尊厳を守るから離れた人たちもいる。

平和的な運動が

シリア人同士の戦争になっていった。

 

2016年12月。

1.6キロ四方まで政府軍に追われ

クドゥス病院が最後の1か所となった。

 

2016年12月中旬。

アレッポはアサド政権に制圧された。

住民は退去する。

政権側に拘束されたら

どんなことになるかわからない。

 

現在、

クドゥス病院の医師は

トルコに逃れている。

 

 

感想

mainichi.jp

 

こういった記事で読むと

アサド政権がアレッポを制圧したとだけあって

アレッポにいる市民や

病院がどんな状況だったのかはわからない。

 

シリアに政府軍やロシア軍が

空爆しているのは

過激派組織ISかと思っていたら

反政府勢力に対してだったのだと思う。

 

なぜシリアでは

アラブの春が失敗したのだろうか。

 

他の国々が成功しているとは言えないが

内戦状態まではいっていない。

 

それはアサド大統領を政府軍が

見捨てなかったからだと言われる。

 

小林よしのり氏いわく

こういった地域は

アサド大統領に

取り仕切ってもらうしかないという。

 

さまざなま民族が

混合する国では

そういった強い政治家がより必要となる。

 

反乱を許してしまって

自分が大統領の身を追われることになったら

もっと内戦状態になってしまうことが

懸念されるのであろう。

 

自由シリア軍が

政権を取ったとしても

また別の民族が

反乱を起こすかもしれない。

 

アレッポ城や市場など

紀元前から栄えた街が

アラブの春によって壊されていき

市民も犠牲になっていく。

 

アメリカは

常に反政府軍に支援してきたという。

アルカイダや過激派組織ISまで

支援していたということまで

聞いたことがある。

 

アサド大統領は

同じシリア人を弾圧することに

同胞だという意識がないのだと思う。

 

シリアは多数の民族から

成り立っていて

自分とは違う民族だからという

考えかもしれない。 

 

ヨーロッパでは難民が問題となっている。

それはシリアの戦火から

逃れてきた人たちだということは知っていた。

 

難民問題を解決するには

シリア情勢をよくすることしかないのだが

アメリカとロシアという大国が

別の軍の支援をしているので

なかなか収まりがついていない。

 

情勢が不安定な国は

大国に振り回されたという歴史がある。

 

南スーダンはアメリカと中国で

北朝鮮はソ連によってである。

 

シリアは

サイクス・ピコ協定で

区切られてしまったが

今もアメリカとロシアで翻弄されている。

 

この番組は

反政府勢力側の意見に

立っていたようにみえた。

 

もはや民主化や自由よりも

独裁だが空爆のない生活の方が

いいような気がしてきた。

 

ただ

アレッポを政府軍側が制圧しても

自爆テロや過激派組織がいるので

これで空爆やテロがなくなるわけではい。