バシャヌコ日記

日々の記録と思ったことなど、テレビや映画の感想多め。

100分de名著 獄中からの手紙 第2回 人間は欲望に打ち勝てるのか を見て

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ブラフマチャリヤー(自己浄化)という思想で、徹底的な禁欲主義を貫いたとされるガンディー。しかし、ガンディーは生まれながらの聖者ではない。様々な欲望にまみれ、人の何十倍もの反省を繰り返しながら、ゆっくりゆっくりと自分の思想を練り上げていったのがガンディーという人間だった。いわば、誰よりも人間の「弱さ」「愚かさ」を知り抜いた人間だといっていい。自分には欲望があって、悟りなど開いていないという自覚があったからこそ、ガンディーは、自分自身の欲望と向き合う様々な「実験」を続けたのだ。第二回は、「獄中からの手紙」にも描かれたガンディーの生き方を通して、「人間は欲望とどう向き合っていけばよいか」を見つめていく。

 

裕福な商人の末っ子として生まれた。

友人にインド人は肉を食べないから弱いと言われ

ヤギの肉を食べようとさそわれて食べた。

そして、普通にヤギの肉を食べるようになった。

 

召使いのへそくりをくすねて

たばこも吸うようになった。

 

弁護士資格を取るため

イギリス留学してたとき

老婦人と親しくなる。

 

会食に招待され、女性と2人っきりにされる。

そのとき、結婚していて子供もいたが

独身だと言ってしまった。

 

南アフリカで弁護士の依頼がくる。

当時の南アフリカでは

インド人のコミュニティがあった。

 

一等客列車に乗っていたら

白人から貨物車に移れと言われ

反抗したら、荷物ごと追い出された。

 

そのことを

鉄道会社に抗議をしたら

インド人が現れ、日常的にある差別だと知らされる。

 

このことをきっかけに

差別撤廃のため運動していく。

 

政治的に解決しないといけない問題であり

まずは、自分が変わらないといけないと考える。

 

インドにイギリスがいなくなっても

問題は解決しないのではないか?

むしろ欲望に支配されているのではないか?と

 

 

内なる欲望の制限の仕方について。

 

・結婚と性欲について。

2人だけの関係ではなく、万人を平等に愛すること。

 

・食欲について。

自分の肉体の必要な分量だけ取ればいい。

味付けを濃くしてはいけない。

そうしないと薬師の餌となってしまう。

 

・所有欲。

必要なものだけ所有するなら

1人として困窮するものはいない。

 

 

家族や物に対する態度を変えること。

所有物ではなく、神のものだと思い、

私たちですら神のものだと思うこと。

 

人間の最大の欲望は、自分であることだという。

 

そして

誓うという行為が重要となる。

できるだけ何かを行うのではいけない。

 

 

エマニュエル・カントも同じようことを言っている。

理念は2つあり

実現難しいものと実現可能なもの。

例でいえば

永久平和と軍縮ということ。

 

大きな目標を持ち 

1個1個、着実に積み重ねることが

大事だということ。

 

文明は生産を増やすことではなく

欲望を制限することである。

 

 

感想

ガンディーは 

イギリス紳士になろうとしていたが

人種差別でなれないことに腹をたて

活動していったとも思えてくる。

 

 

所有物が神のものであるとは

アメリカインディアンでも

そういった教えがあったような気がする。

 

だから、彼らは土地を

売買する人たちのことが理解できない。

 

欲望の制限の仕方としては

ヒンドゥー教キリスト教仏教も似ている。

万人を愛すること、大食いをしないことなど。

 

どの宗教も欲望を制限することが

大事だと言っている。

 

これがカルト宗教になると

金欲をなくするために

自分の宗教団体に寄付をするという

ロジックになってしまう。

 

 

大きい目標があって

具体的な小さな目標を考え

誓いをたて実行していく。

 

そう考えると

目標達成の自己啓発本にも似たような感じでもある。