バシャヌコ日記

日々の記録と思ったことなど、テレビや映画の感想多め。

アナザーストーリーズ「ロマンポルノという闘い 日活・どん底からの挑戦」 を見て

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1970年代、名門日活が経営難から突然ポルノ路線に舵(かじ)を切った。「ロマンポルノ」。だがその現場から「天と地と」や「リング」につながる名監督やプロデューサーが続々生まれる。その知られざる舞台ウラ!のちに「セーラー服と機関銃」を手がける伊地智啓が語る、葛藤と覚悟とは?警察からの摘発、裁判、そこに予想もしなかった味方が!今だからこそ語れる思いを、第1作の主演女優、スクリプターらが赤裸々に明かす。

 

今は日活ポルノがブームらしい。 

 

カラーテレビの登場により

映画の人気がなくなっていく。

そして日活は映画制作中止を決定する。

 

再建構想はピンク映画の

ロマンポルノであった。

多くの日活社員は受け入れがたく

300人ぐらいが辞めていった。

 

公序良俗に反して

恥ずべきことであるといった感じがしたが

映画制作に関わっていることで

次の生き方を選べると思っていた。

 

ベテランの助監督がプロデューサーに

移動していった。

 

ロマンポルノの作るうえで

安く大量に売れるものを作るという

会社からの命令。

 

10分に1度はぬれ場にしなけらばならず

物語が成立がしなくなる。

そこで

起承転結をやめるという作り方にした。

 

役者探しも難航し

裸になってもいいという人物を探す。

 

ピンク映画で有名であった

白川和子さんいわく

「日活はひきょうであり

 まねされて荒らされていたような感覚」

 

日活のスタッフに対して

白川さんは言いたい放題言ったが

日活は採用した。

 

ピンクの仲間には

裏切り者と言われた。

 

撮影中、日活のスタッフの

やりたくないという気持ちと

やらないと仕方がないという気持ちがわかったという。

 

「団地妻 昼下がりの情事」

 

試写を見て辞めていった人もいたが

ロマンポルノをやることについて

腹が決まった人もいた。

 

1971年11月20日。

映画館で上映される。

日活の記録を塗り替える大ヒットとなった。

 

その2年後。 

日活ポルノ作品が

わいせつだと警察に摘発される。

 

ラブ・ハンター 恋の狩人の

下着なしというのが理由であった。

 

監督の山口清一郎さんが起訴された。

映画監督というよりも

社会的論理派の人であった。

 

一条さゆり 濡れた欲情。

ストリッパーで逮捕歴がある人を

女優として選んだ。

 

ストリッパーとして

誇りをもって生きる人と

その業界でトップを目指す若手との

関係性を描き

警察の摘発の内容まで映画にした。

実際に受けたと思われる

取り調べの様子を映画にしたのであった。

 

キネマ旬報

ベストテン10位内に

ロマンポルノが2つ入った。

ポルノであってもいいものはよい。

 

わいせつとは個人の心のなかにあるもの。

それを国家が裁いていいのかということ。

 

この警察の摘発がきっかけで

ロマンポルノは社会の注目を集めた。

 

警察の摘発があるという制約のなかで

どういった工夫ができるかという

監督の個性がにじみでた作品がでてきた。

 

ロマンポルノ前の作品は面白くないが

ロマンポルノになると才能を発揮した監督もいた。

 

裁判では無罪だったが。

山口清一郎は

日活を解雇される。

 

裁判した人、問題を起こす人を

使いたくないという会社側の思いからであった。

 

ロマンポルノ出身者の方が作った映画たち。

セーラー服と機関銃

デスノート

太陽を盗んだ男

・リング

 

リングの監督、中田秀夫さんは

ロマンポルノの助監督であった。

 

段取りよくやるというのは

うまくなかったが

ロマンポルノに出演する女優さんの

気迫を撮影することを学んだという。

 

理屈よりも数をこなし

映画を覚えていった。

 

1988年になると

ロマンポルノは制作中止となる。

 

中田秀夫さんは

映画を撮るため

自ら企画を売り込み

リングなどの

女性の情念を映画にしていった。

 

 

自分が映画やテレビ制作の仕事をしていて

会社がポルノやAVをやるとなったら、やめるだろう。

 

多分、映像制作に対する思いというのが

自分にはないということなのだろう。 

  

沢尻エリカさんがナビゲーターとして

番組に出ている。

 

このVTRを見て

コメントしているかは分からないが

ヘルタースケルター

ぬれ場を演じているので 

何か思うことはあると思ったし

いつもと表情が違うような気がした。