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バシャヌコ日記

日々の記録と思ったことなど、テレビや映画の感想多め。

映像の世紀プレミアム 第2集「戦争 科学者たちの罪と勇気」 を見て

www.nhk.or.jp

 

新旧2つの「映像の世紀」を合体させた豪華版。20世紀、科学は戦争のあり方を一変させ、戦争もまた科学を進歩させた。世界初の有人飛行を成功させた直後に軍用機を開発したライト兄弟ナチスのもとで培った弾道ミサイルの技術によってアメリカのアポロ計画を成功させたフォン・ブラウンマンハッタン計画の責任者として原爆を生み出しながら戦後は水爆開発に反対したオッペンハイマー博士。科学者と戦争の宿命的な関係を描く。

 

第一次世界対戦

第二次世界大戦

冷戦

テロとの戦争

兵器がどのように関わっているのかが分かる。

 

ノーベル

エジソン

ガトリング 

マリー・キュリー

アインシュタイン  

フリッツ・ハーバー

ポルシェ

堀越二郎

オッペンハイマー

湯川秀樹

フォン・ブラウン

カラシニコフ

 

この中から

特に印象に残ったもの

 

 

<フリッツ・ハーバー>

空気中から窒素を取り出す研究をし

窒素肥料を発明し、飢餓が救われた。

 

しかし、次第に

毒ガスの開発に携わるようになっていく。

 

毒ガスは戦争を早く終わらせ

ドイツの兵士を救うと思っていた。

 

政府の祝賀会で

夫人のクララハーバーは自殺する。

 

ナチスが出てくると

ユダヤ人だったので

ハーバーは亡命の身となる。

 

この発明のガスが

同胞のユダヤ人の迫害に使われていたのであった。 

 

 

堀越二郎

風立ちぬ

堀越二郎の映像も出てきた。 

 

日本軍から

ハイスペックな戦闘機の要求を

クリアし零戦が完成したとき

設計士や技術者は歓喜にわいていた。

 

零戦が当時、世界最強の戦闘機であり

アメリカの零戦対策の映画ビデオが作られるまでになる。

ロナルド・レーガンパイロット役で出演。

 

戦争が続くにつれ

零戦は次第に時代遅れになっていく。

 

しまいには

神風特攻隊の戦闘機となり

ああいうような使われ方に

悲しくなってくるのは分かる気がする。

 

 

 

フォン・ブラウン

ドイツのロケット技術者。

25歳のときナチスにスカウトされ

宇宙旅行の夢のため

悪魔に魂を売ってもいいと思えたという。

 

そして、できたものが

弾道ミサイルの原型、V2ロケット

 

戦争が終わると

アメリカとソ連

ナチスドイツの頭脳の取り合いが始まる。

フォン・ブラウンはアメリカに行く。

 

アポロ計画に携わるようになる。

ナチス側だったフォン・ブラウン

アメリカで国家的英雄になっていた。

 

ベトナム戦争のアメリカ兵士の手記。

ベトナム泥沼の兵士よりも

月面いる2人の男を方を心配しているのは

不気味である。

 

 

  

カラシニコフ

ソ連カラシニコフ銃器デザイナー。

世界でもっとも売れた兵器であり

貧者の兵器といわれる。

 

カラシニコフ

兵士でなくとも手軽に使えて

耐久性があり泥水の中で使える。

 

近年、登場しているのが 無人攻撃機

 

操縦士はランチやトイレもいける。

しかし

標的以外の人物が9割であり誤爆が多いという。 

 

アフガニスタン兵士がカラシニコフを使っているのに

アメリカは無人戦闘機である。

 

アフガニスタンの仲間兵士がやられたのか

無人戦闘機を蹴ったりしている。

これを持ち帰り製造したりはしなさそうである。

 

オサマ・ビンラディン

過激派組織IS。

フランスのテロリストたち。

みな、カラシニコフを使っている。 

 

 

 

 

 

科学の発達が

戦争にも一般市民にも影響を与えているという内容で

これを見ながら人工知能について考えていた。

 

人工知能研究者も

人々の生活をよりよくしたいという思いや

人類を前進させたいという思いがあると思うが

軍事利用される可能性が十分にある。

 

科学者が利用される立場にあったが

いまはプログラマーなのかもしれない。

 

政治家が科学者を利用する場合と

科学者が政治家を利用するという

2つのパターンがあると思う。

 

科学者のモチベーションは多岐にわたる。

自分の好奇心を満たしたい。

社会の役に立てたい。

国家の役に立ちたい。

戦争を早く終わらしたい。

会社を大きくしたい。

 

このモチベーションが

結果的に人々を不幸な方向に行ってしまう可能性がある。

 

一般人に理解できない危機管理が

科学者には必要なのかもしれない。