バシャヌコ日記

日々の記録と思ったことなど、テレビや映画の感想多め。

「映像の世紀 第4集 ヒトラーの野望」 を見て

www.nhk.or.jp

 

20世紀、最も巧みに映像を利用して大衆の心をとらえた権力者ヒトラー。国家がプロパガンダ映画を使い世論をリードした1930年代。ナチスが自ら制作した映像を通して、ヒトラーが熱狂的支持を得た背景や戦術を探る。大恐慌からの再建に苦しむアメリカ、資本主義社会への優越性を宣言するソ連満州国の建設に踏み出した日本の姿を織り込みながら世界を戦争に巻き込むナチス・ドイツの狂気への道を映し出す。

 

ナチスの登場とは何か。

根本は世界恐慌という見方もできる。

 

アメリカで退役軍人によるデモがおきる。

ようするにお金を前倒しで欲しいということである。

アメリカ政府はこれを軍を用いて鎮圧する。

これを指揮したのがダグラス・マッカーサーである。

 

この世界恐慌の影響は

特に敗戦国であるドイツがものすごく影響をうける。

 

 ヒトラーミュンヘン

武力による政府の転覆を計画するが

失敗し投獄される。

この経験から

選挙によって合法的に

政治にかかわることにしたという。

 

ナチスの選挙活動は当時としては新しく

大量のビラまき、ポスター、

飛行機を使って移動し遊説、ラジオ。

 

ナチスはさらに突撃隊という部隊を作る。

民衆の前での一糸乱れぬ行進に

若者たちを魅了していく。

 

ヒトラーの首相就任の演説の様子。

観衆が静まり返るまでじっと待つ。

そして静かに話し出す。

ワイマール政府の批判をしだすと

話し方も高まり出す。

同じ言葉を繰り返す。

クライマックスには

民族として誇りを話し出す。

これがヒトラーの演説の仕方である。 

 

 

アメリカでも恐慌のなか

ルーズベルト大統領が誕生する。

ニューディール政策をするが

あまりよくならない。

 

イタリアでは戦勝国でありながら

十分な領土がもらえず

神聖ローマ帝国の復興をうたった

ムッソリーニが台頭する。

 

 

ナチスはさらに映画を使う。

公共事業アウトバーンや自動車を宣伝する。

これが成功し失業者を減らすことができた。

ようするにナチスの経済政策は

幸か不幸か実績があったのだ。

 

この絶大なる民衆の支持をえたヒトラー

この時からユダヤ人の弾圧がはじめる。

 

ナチスに対して反対意見を話すと

ヒトラーのおかげで

失業者が減ったことを言われたという。

 

アインシュタインフロイトなど

ユダヤ人の書物を焼き捨て

芸術や文化は

アーリア人が作ったと考えるヒトラー。

 

ゲルニカというスペインの小さな町。

ナチスのコンドル空軍の実験的な爆撃なために行われた。

 

ナチスは孤立しないため

日本やイタリアと交流すようとする。

日独伊三国同盟である。

 

ミュンヘン会議により

戦争を回避したかに思われた。

 

このミュンヘン会議は

ヒトラーの国土拡大要求を受け入れるかたちになった。

 

領土の要求はこれで最後というヒトラーの言葉を

信じたからである。

それは武力による脅迫に屈したかたちかもしれない。

戦争を回避したイギリスの首相、チェンバレン

ホッとしたという。

 

しかし

ヒトラーはどんどんドイツの領土を広げようとする。

ポーランド進撃である。

それに宣戦布告したイギリスにより

第二次世界大戦が始まった。 

 

この一連の流れをみると

ナチスの経済政策の成功と国民からの支持が

ポイントだと思う。

 

国民からの支持は

良いことのように思われているが

実は危ないことであるかもしれない。

 

日本でも似たように思ったが全然違う。

安倍首相の経済政策

アベノミクスを大多数の国民は支持していないからである。

株を持っている人はお金が増えているかもしれないが

ほとんどの国民は株を持っていない。

アベノミクスという経済政策は成功していない。

失業者が減ったというが

賃金の低い労働者が増えただけで

国民は満足していない。

これがまずナチスとの違いである。

 

安倍政権の支持率が高いというよりも

他の政党がないというのが一番多い。

これは一概に安倍政権支持とはいえないからである。

 

この番組のなかに

アメリカの公文書にあった

南京大虐殺の記録映像がある。

 

南京大虐殺について

なかったとか

数の問題だという人が日本のなかにいる。

 

確かに同胞である日本人が

ひどいことをやったと思いたくないのはわかるが

記録として残っているので、そこは認めるしかない。

 

沖縄戦東京大空襲、フィリピン島など

日本にとって悲惨な状況は

映画などで何度も制作されている。

 

しかし日中戦争重慶爆撃などの情報を

日本側は発信していないと感じる。

 

 

余談だか

ヒトラーについて調べると

彼はオカルト好きであることがわかる。

 

ヒトラーは自分の前世を

赤ひげ王フリードリヒ1世だと思っていたらしい。