バシャヌコ日記

日々の記録と思ったことなど、テレビや映画の感想多め。

宗教・哲学

アラン幸福論 (岩波文庫) を読んで

幸福論 (岩波文庫) posted with ヨメレバ アラン 岩波書店 1998-01-16 Amazonで購入 Kindleで購入 楽天ブックスで購入 ルーアンの新聞に「日曜語録」として連載されたのを皮切りに,総計5000に上るアランのプロポ(哲学断章).「哲学を文学に,文学を哲学に…

100分de名著 全体主義の起原 第4回 悪は「陳腐」である を見て 

www.nhk.or.jp 何百万人単位のユダヤ人を計画的・組織的に虐殺し続けることがどうして可能だったのか? アーレントはその問いに答えを出すために、雑誌「ニューヨーカー」の特派員として「アイヒマン裁判」に赴く。アイヒマンは収容所へのユダヤ人移送計画の…

100分de名著 全体主義の起原 第3回 「世界観」が大衆を動員する を見て

www.nhk.or.jp 第一次世界大戦を期に国民国家は大きく没落。かつて国民国家を支えた階級社会は崩壊し、代わりにどこにも所属しない根無し草のような「大衆」が台頭し始める。そこに登場するのが「世界観政党」だ。この新たな政党は、インフレ、失業といった…

100分de名著 全体主義の起原 第2回 帝国主義が生んだ「人種思想」 を見て

www.nhk.or.jp 19世紀末のヨーロッパでは原材料と市場を求めて植民地を争奪する「帝国主義」が猛威をふるっていた。西欧人たちは自分たちとは全く異なる現地人と出会うことで、彼らを未開な野蛮人とみなし差別する「人種主義」が生まれる。一方、植民地争奪…

100分de名著 全体主義の起原 第1回 異分子排除のメカニズム を見て

www.nhk.or.jp フランス革命を期にヨーロッパに続々と誕生した「国民国家」。文化的伝統を共有する共同体を基盤にした国民国家は、「共通の敵」を見出し排除することで自らの同質性・求心性を高めていった。敵に選ばれたのは「ユダヤ人」。かつては国家財政…

世界の哲学者に人生相談 を見て

www6.nhk.or.jp ニーチェやカント、偉大な哲学者に悩みをぶつけたらどんな「名言」で答えてくれるのか?前向きに生きるヒントになるかも。ふと立ち止まって、一緒に「哲学」しませんか! 「あなたにとって最悪の敵はあなた自身である」ある女性が、子育てに…

イエスの生涯 (新潮文庫) 遠藤周作 <途中で読むのやめた>

イエスの生涯 (新潮文庫) posted with ヨメレバ 遠藤 周作 新潮社 1982-05-27 Amazonで購入 Kindleで購入 楽天ブックスで購入 英雄的でもなく、美しくもなく、人々の誤解と嘲りのなかで死んでいったイエス。裏切られ、見棄てられ、犬の死よりもさらにみじめ…

キリスト教の歴史について勉強して、距離を置こうと思っている

2000年前に イエスが説いた教えが 世界宗教となっている。 世界宗教となる前は たくさんの人が殉教している。 初期のクリスチャンたちは そのような出来事を目撃しても その教えを捨てることが できなかった。 命よりもイエスの教えが 大事だという思い…

名画と読むイエス・キリストの物語 (文春文庫) を読む

名画と読むイエス・キリストの物語 (文春文庫) posted with ヨメレバ 中野 京子 文藝春秋 2016-12-01 Amazonで購入 Kindleで購入 楽天ブックスで購入 “イエス・キリストのおおまかな生涯を知った上で西洋名画を楽しみたい―そう願う人のための、これは手引書…

イエス・キリスト「7つの謎」を解き明かす を見て

DVD イエス・キリスト「7つの謎」を解き明かす posted with カエレバ ナショナル ジオグラフィック 日経ナショナルジオグラフィック社 2015-09-12 世界でいちばん有名な人物の一人であるイエス・キリスト。しかしその生涯は多くの謎に包まれています。今回、…

『ゲンロン0 観光客の哲学』刊行記念トークショー@代官山 蔦屋書店 の感想

live.nicovideo.jp 日本を代表する思想家である東浩紀さんが「存在論的、郵便的」(http://amzn.to/1PS5QLi)以来、自身の約20年にわたる思想・批評の集大成となる新著「ゲンロン0 観光客の哲学」を刊行されました。 様々な時代の政治哲学、文芸批評、観光学…

キリスト者の自由・聖書への序言 (岩波文庫) を読んで

キリスト者の自由・聖書への序言 (岩波文庫) posted with ヨメレバ マルティン・ルター 岩波書店 1955-12-20 Amazonで購入 Kindleで購入 楽天ブックスで購入 『キリスト者の自由』は、福音主義の信仰の真髄を明らかにしたもので、ルター(1483 -1546)のい…

探検バクモン 長崎・かくれキリシタンの里 を見て 

www4.nhk.or.jp 「かくれキリシタン」の歴史が息づく長崎市・外海へ。江戸時代の禁教政策を乗り越え、信仰は今も続く。神秘的な山里に眠るお宝を巡り、“人間の密かな祈り”の裏側を探る! 江戸時代のキリスト教弾圧の下、密かに信仰する人々が集まり住んだ長…

工場日記 (ちくま学芸文庫) を読んで

工場日記 (ちくま学芸文庫) posted with ヨメレバ シモーヌ ヴェイユ 筑摩書房 2014-11-10 Amazonで購入 Kindleで購入 楽天ブックスで購入 新進のうら若き女性哲学教師が教職をなげうち、未熟練の女工として工場に飛び込んだのは、市井の人びとの疎外状況を…

マルティン・ルターとシモーヌ・ヴェイユに興味が出てきてる

最近、 マルティン・ルターと シモーヌ・ヴェイユに興味が出てきている。 マルティン・ルターは 名言が多く、どれもその言葉に共感する。 www.basyanuko.com 今はルターが書いた岩波文庫の 「キリスト者の自由・聖書への予言」を 読んでいる。 自分が岩波文…

イエスの生涯 知の再発見 を読んで

イエスの生涯 (「知の再発見」双書) posted with ヨメレバ ジェラール ベシエール 創元社 1995-02 Amazonで購入 Kindleで購入 楽天ブックスで購入 イエスとは何者なのか。メシア、イスラエルの王、宗教的扇動者…。ナザレに生まれ多くの奇跡を起こし、福音を…

マルティン・ルター――ことばに生きた改革者 (岩波新書) を読んで

マルティン・ルター――ことばに生きた改革者 (岩波新書) posted with ヨメレバ 徳善 義和 岩波書店 2012-06-21 Amazonで購入 Kindleで購入 楽天ブックスで購入 ことばの真理を追い求め、聖書を読んで読みぬく。ひとりの若き修道士の飽くなき探究心が、キリス…

100分de名著 獄中からの手紙 第4回 よいものはカタツムリのように進む を見て

www.nhk.or.jp 「手作業をする」「速度をゆるめる」「祈る」……ガンディーの思想では、近代が追い求めてきた価値と正反対のものが称揚される。安価な海外製品を買うよりも、手作業で作った自国産品を作り使おうという「スワデーシー」はその代表例だ。それは…

100分de名著 獄中からの手紙 第3回 非暴力と赦し を見て

www.nhk.or.jp ガンディーにとって重要なテーマは「赦し」だった。憎悪の反復は、最終的には何も生み出さない。怒りを超えた「赦し」によってこそ、次の平和に向かって進むことができるというのだ。このようにガンディーの「非暴力」思想は、単に暴力を否定…

100分de名著 エミール 第4回 理想社会のプログラム を見て

www.nhk.or.jp いよいよ成年へと成長し、結婚、社会への貢献といった問題に直面するエミール。恋愛や外国旅行といった体験を通じて、「理想の社会とは何か」という根源的なテーマが浮かび上がってくる。そこには、ほぼ同時期に書かれた「社会契約論」のテー…

100分de名著 エミール 第3回 「あわれみ」を育て社会の基盤に! を見て

www.nhk.or.jp 16歳になり思春期を迎えたエミールはいよいよ社会の中に入っていく。その際に最も大事な要素は「あわれみ」の感情。人間が元々もっている「自己愛」を「あわれみ」の感情へと上手に育て拡大することで、貧しい人々への共感や不平等な社会への…

100分de名著 エミール 第2回 「好奇心」と「有用性」が人を育てる を見て

www.nhk.or.jp ルソーに預けられたエミールは、「快・不快」を基準に生きる幼年期から「用・不用」という基準に生きる少年期へと成長していく。ルソーはこうした発達段階を無視した従来の教育方法を徹底的に批判。常識に反して「読書」「歴史教育」「道徳教…

100分de名著 エミール 第1回 自然は教育の原点である を見て

www.nhk.or.jp 「万物をつくる者の手をはなれるときすべてはよいものであるが、人間の手にうつるとすべてが悪くなる」という言葉が示すように、徹底した自然の賞揚、人為への批判をベースにして教育論を展開した書「エミール」。人間の成長や発達をもたらす…

100分de名著 獄中からの手紙 第2回 人間は欲望に打ち勝てるのか を見て

www.nhk.or.jp ブラフマチャリヤー(自己浄化)という思想で、徹底的な禁欲主義を貫いたとされるガンディー。しかし、ガンディーは生まれながらの聖者ではない。様々な欲望にまみれ、人の何十倍もの反省を繰り返しながら、ゆっくりゆっくりと自分の思想を練…

清水富美加さんの新興宗教問題について

清水富美加さんが 突如、幸福の科学の信者であることを公表し 芸能界を引退したことについて タレントの方々がとある批判をしている。 www.hochi.co.jp ドタキャンで多くの人の信頼を裏切ることを良しとする神様は本当に信者の幸せを考えてくれているのでし…

獄中からの手紙 第1回 政治と宗教をつなぐもの を見て

www.nhk.or.jp 「歩く」「食べない」「糸紡ぎ車を回す」といった日常的行為を通して、人々の中に眠る「内発的な力」を呼びさまそうとしたガンディー。その代表的な実践が「塩の行進」だった。わずか数人の行進が数千人もの人々を巻き込むまでのうねりとなっ…

知の操縦法 を読んで

知の操縦法 posted with ヨメレバ 佐藤 優 平凡社 2016-11-25 Amazonで購入 Kindleで購入 楽天ブックスで購入 ヘイト本、安保法制、歴史問題…… 反知性主義が横行するいま、求められている知とは何か――。 情報が氾濫するインターネット社会で ブレない思考の…

野生の思考 第4回 「野生の思考」は日本に生きている を見て

www.nhk.or.jp レヴィ=ストロースは晩年、日本を訪れた。伝統の技を守り続ける職人たちや豊かな恵みが集まる市場を訪ねるなど、精力的に日本各地を巡った彼は、その豊かな文化、世界観に驚き、「野生の思考は、日本にこそ生きている」と述べた。「構造・神話…

野生の思考 第3回 神話の論理へ を見て

www.nhk.or.jp 西欧の近代科学は、自然と文化を厳しく分離し、全てを計量的に組み上げる抽象的な思考を成立させた。しかし、レヴィ=ストロースは、それが人類の長い歴史の中では極めて特殊なものだと考える。むしろ自然と文化のインターフェイス上に働く根源…

野生の思考 第2回 野生の知財と「ブリコラージュ」 を見て

www.nhk.or.jp 最初から完全な設計図を前提とするエンジニアの思考のような「近代知」。レヴィ=ストロースは、人間にとって本源的な思考は、そのような「知」ではなく、「ブリコラージュ(日曜大工)」といわれる、ありあわせの素材を使い、様々なレベルで…